【ACT30日】 7月1日から、連邦および各州・地域で法規制の変更が行われる。国内の労働者数百万人の手取り賃金も増える。
7月1日から、国内の最低賃金は週948ドルまたは時給24ドル95セントに3.5パーセント引き上げられる。“アワード“と呼ばれる各業界が定める最低賃金も同率で引き上げられる。
満額を受け取る年金受給者の所得・資産上限も、2.4パーセント引き上げられる。年金を受け取りつつ勤労・スーパーアニュエーション(確定拠出型年金)から得られる収入額も引き上げられる。
雇用主に支払いが義務付けられる、スーパーアニュエーションへの支払いの割合(ギャランティー)も、7月から最低12パーセントに引き上げられる。
有給育児休暇は、7月1日誕生の子どもを始めとして現在の110日から120日に増加する。養子を含み、保護者は育児を開始する前最大3か月に遡って請求できる。
スキルド・ビザ保持者の基準所得も4.6パーセント引き上げられる。基礎技能収入基準(CSIT)および一時技能移民収入基準(TSMIT)は現在の7万3,150ドルから7万6,515ドルに、専門技能収入基準(SSIT)は14万1,210ドルに引き上げられる。
タバコの規制もさらに進む。メンソールを含むフレーバー付きタバコの禁止、”スムース””ゴールド”など消費者を引き付ける宣伝文句の禁止、一箱20本入りで基準化、新たに健康に関する情報を加えるなど一連の変更が加わる。NSW州でタバコを販売する店舗は州保健局に通知、VIC州では販売免許を取得しなければならない。
ソース:news.com.au – How life will change for millions of Aussies from July 1