【ACT28日】 2002年に経営破綻した国内航空会社のアンセット・オーストラリアが、AI運営による旅行会社として20年以上振りに戻って来た。
アンセット・オーストラリアは1936年以降国内2番手の航空会社として運航し、AFLや2000年のシドニー・オリンピックの主要スポンサーも務めた。経営不振により2002年に運航停止し、1万6,000人が職を失った。
メルボルンの起業家、コンスタンティン・フランゼスコス氏は先月、AI運営による旅行会社「アンセット・トラベル」を立ち上げた。同氏は「アンセットの商標を登録し、AIのスタッフを生成した」「AIのスタッフが旅行をパーソナライズし、より良い旅行商品を迅速に探し、旅行会社がマニュアルで行うプロセスを自動化する」とビジネス特化型SNSのLinkedIn(リンクトイン)に綴った。同社ウェブサイトによると航空500社とホテル300万軒を扱う。
フランゼスコス氏はシドニー・モーニング・ヘラルド紙に、「ノスタルジアではなく、信頼された名前を生き返らせて新たなアイデンティティを与える」と話した。
ソース:news.com.au-‘Trusted name’: Iconic airline makes comeback after more than 20 years – as an AI-powered travel agency