国際

豪もパレスチナを国家承認か

【ACT11日】   パレスチナ地区ガザで民間人の犠牲者が増える中、条件付きでパレスチナを国家として承認する声が上がっており、オーストラリアもこれを検討中とみられる。一方、イスラエルはオーストラリアの反戦抗議活動を厳しく批判する。

フランス、英国およびカナダは、来月の国連総会でパレスチナを条件付きで国家承認すると発表した。

イスラエルのネタニヤフ首相は11日未明、英語で記者会見を開き、オーストラリア国内で続く反戦抗議活動について「恥ずべき」「イスラム組織ハマスのプロパガンダに賛同している」と批判した。オーストラリア人記者に「イスラエルの自衛を支持してきた西欧諸国が、イスラエル軍のガザ地区での行為に耐えがたくなっていると感じるか」と聞かれ、「ホロコースト以降最悪のテロ組織への抗戦に対し、防衛するなと言っている」と同首相は答えた。さらに「パレスチナの国家承認は戦争を悪化させるのみ。平和をもたらさないと、ユダヤ系市民は考える」「欧州諸国やオーストラリアも虚報に使われて戦争になる」「新聞のカラムのために国家自殺はしない」と加えた。

2023年10月7日にガザ地区でハマスが攻撃を開始して以来、イスラエルの抗戦によってハマスの軍事力は弱まったが、多くが女性、子ども、高齢者の民間人数万人も犠牲になった。

ソース:news.com.au – PM to make call on Palestine recognition this week

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