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政策金利3.6パーセントに引き下げ 4大銀行も利下げに

【ACT12日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は12日、政策金利を0.25パーセント引き下げて3.6パーセントにすると決定した。決定を受け、国内4大銀行は下げ率をすべて顧客の住宅ローンに還元すると発表した。

6カ月間で3度目の引き下げをチャルマーズ財務相も歓迎した。

RBAの発表からおよそ45分後、コモンウェルス銀行(CBA)が最初に変動金利ローンの0.25パーセント引き下げを発表した。今月22日から適用される。

ANZ銀行も22日から、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は25日から、ウエストパック銀行は26日から、それぞれ変動金利ローンを0.25パーセント引き下げる。

住宅ローン50万ドルを抱える場合、年2,884ドルの節減になる。100万ドルのローンは年5,768ドルの節減だ。

金融比較サイト「キャンスター」のサリー・ティンドール氏は「今年3回の金利引き下げで、変動金利ローンは5.5パーセント程度になる」と話した。ほとんどの銀行が下げ率をすべて顧客に還元すれば、30以上の貸付機関で少なくとも1つの変動金利商品が5.25パーセント以下になる見込みだ。

一方、貯蓄派には痛い知らせだ。ウエストパック銀行は22日から、ウエストパック・ライフ口座の変動金利を0.25パーセント引き下げる。オンラインでウエストパック・Eセーバー変動金利口座を開設する新規顧客も、22日から金利が下がる。

ソース:news.com.au – Major banks move to slash interest rates on home loans following RBA cut

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