豪経済、6月期GDPは0.6%増 家計支出が成長けん引
【ACT4日】 オーストラリア統計局(ABS)が4日に発表した2025年6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.6%増と、市場予想の0.…
【QLD6日】 オーストラリア全土で春が訪れる中、マグパイ(カササギガラスの一種)の攻撃シーズンが本格化している。すでに800件以上の被害報告が寄せられており、残り約2か月のシーズンに向け、専門家が注意点と安全対策を明らかにした。
サウス・クイーンズランド大学の野生動物科学講師メグ・エドワーズ氏によれば、マグパイの攻撃は繁殖期と巣作り期における強い防衛本能に起因し、巣に卵やヒナがあるときに、攻撃的な“急降下(swooping)”行動が見られるという。通常、8月から10月がその時期で、冬を抜けた春は餌が豊富になるため、多くの動物が繁殖期を迎える。
マグパイはヒナが孵化してから約6週間にわたり巣を守るが、人間を攻撃する個体は全体の約10%に過ぎない。地域住民が運営するウェブサイト「Magpie Alert」によれば、2025年のシーズン開始以降、887件の“急降下”が記録され、そのうち少なくとも16件が重傷につながったという。
繁殖期にマグパイの生息地や巣の近くを避けることが、攻撃を防ぐ最善策だという。標識で注意喚起するなど教育も重要だが、マグパイの生息環境を守ることも忘れてはいけない。巣作りに使う木を壊さず、茂みを残すことで攻撃リスクを減らせる。
もしマグパイの生息地域を通る場合は、帽子やサングラスで頭部を保護し、落ち着いて行動することが推奨される。大きく、恐ろしそうに見えると攻撃対象になりやすく、自転車に乗る人が狙われやすいのもそのためだ。速く動くと脅威に感じられるので、速足でも落ち着いて歩くことが効果的と、エドワーズ氏は解説する。
人が多い地域にはマグパイも多く集まるため、都市部で攻撃される可能性が高くなる。公園や歩道、自転車道などは開けていて攻撃を受けやすいが、茂みや林の中などでは攻撃が少ない傾向がある。マグパイの繁殖期は例年10月末まで続くとされている。
ソース:news.com.au – Expert reveals how to stay safe as magpie season swoops in
【ACT4日】 オーストラリア統計局(ABS)が4日に発表した2025年6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.6%増と、市場予想の0.…