【ACT10日】 オーストラリア人旅行者に対し、カタール渡航時には現地の公式警告を真剣に受け止め、注意を怠らないよう呼びかけられている。ドーハで致命的な空爆が発生したことを受けた警告となる。
イスラエルの軍事攻撃により、ドーハで少なくとも5人のハマス関係者とカタールの治安担当者1名が殺された。同地ではガザ地区での停戦合意とイスラエル人人質の解放をめぐり、調停者が交渉を進めていた。
オーストラリア外務貿易省は「Smartraveller」ウェブサイトを更新し、複数の爆発が報告されているドーハの情勢は予測不能であり、安全状況が悪化すれば空域閉鎖や航空便の運休、その他の渡航の混乱が生じる可能性があるとしている。テロ攻撃はいつでも発生する可能性があり、過去には湾岸地域で外国人が訪れる場所を狙ったテロ事件も発生しているため、万一攻撃が起きた場合には安全であれば直ちに現場を離れるよう呼びかけている。
ドーハは中東やヨーロッパへの渡航時にオーストラリア人が経由することの多い都市であり、今年6月にはイランによる米軍アル・ウデイド空軍基地への攻撃を受けて一時的に空域が閉鎖されたこともある。一方で、カタール航空の広報担当者は、「今回の事件による運航への影響はなく、運航の混乱も生じていない」と述べており、乗客の安全と保安は常に最優先であるとしている。
オーストラリア外務貿易省は、カタール渡航者に対し、現地の情勢を注視し、公式の警告に従い行動することを強く推奨している。
ソース:news.com.au – ‘Stay alert:’ Aussie travellers told to take official warnings seriously
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