生活

鉱山町で麻疹感染確認、州内で今月3例目

【QLD21日】   QLD州の小さな鉱山町で麻疹の感染例が確認され、保健当局は緊急注意を呼びかけている。ここ2週間で、州としては3例目の警告発令となった。

マッカイ病院・保健サービスは土曜日、人口約1900人のミドルマウント町で麻疹の感染が確認されたと発表した。感染者は9月12日から14日および17日、18日の夜に町のジムを利用しており、さらに9月17日午前にはミドルマウント・ショッピングセンター、IGA、ミドルマウント薬局にも立ち寄っていた。これらの場所にいた人は症状に注意する必要がある。

今回のミドルマウントでの感染確認は、NSW州保健局が土曜日に、インドネシアからパースおよびシドニー空港経由でゴールドコーストに到着した旅行者が感染していたことを発表したのと同時期に起きた。

QLD州では過去2か月間で少なくとも12件の麻疹例が報告されており、年初には少なくとも4件の確定例が確認されている。ミドルマウントでの感染例は、地域内の多くの鉱山労働者の間でウイルスが広がる可能性への懸念を呼んでいる。

マッカイ病院・保健サービスは、「マッカイ保健サービス地域で麻疹感染が確認されたため、麻疹注意報を発令する」と発表。「一般市民は麻疹の兆候や症状に注意してください」と呼びかけている。

感染者はジムを毎日午後6時30分から8時まで利用しており、ショッピングセンター、食料品店、薬局は午前9時30分から10時30分まで立ち寄っていた。これらの時間帯に同じ場所にいた人は、発熱、目の痛み、咳などの症状に注意し、3~4日後に頭部や首から体全体に広がる赤い斑点状の発疹が現れる可能性がある。症状の発現には7~18日かかることがある。

なお、先週木曜日にはケアンズ病院の産科病棟が曝露場所として指定され、北部都市で3名が麻疹で入院している。保健当局によると、この集団感染はバックパッカーズホステルやバリ島から来た旅行者に関連しているという。

ソース:news.com.au – Qld mining town the latest to confirm measles infection

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら