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ヴァージン航空でもネイバーフリー席を導入

【ACT24日】   ヴァージン・オーストラリアは、国内線および短距離国際線の一部で、隣席を空席にできる「ネイバーフリー(neighbour-free)」オプションを今月より導入する。これにより、乗客は従来のエコノミー席よりもゆったりと座ることが可能となる。

利用方法は、出発前に入札で座席を確保するか、出発48時間以内に直接購入する形となる。入札が成功した場合は、出発2時間前までにメールで通知される。また、運航上の理由で座席が必要となった場合は自動的に返金される仕組みだ。

ヴァージン・オーストラリアによれば、本施策はエコノミー席での快適性向上を目的としているが、荷物の収納には使用できない。ビジネスクラスへのアップグレードと併用する場合、アップグレードが優先され、ネイバーフリーの購入代金は返金される。

同社は737型機での運航便を対象としており、機内サービスの充実を図る取り組みの一環として位置付けている。

なお、カンタス航空も同様のネイバーフリーのオプションを提供しており、国内外の多くの便で利用可能だ。カンタスでは、出発48時間前に対象乗客へメールで案内され、国内線は出発1時間前まで、国際線は出発2時間前まで予約可能となっている。

ヴァージン・オーストラリアはあわせて、新たな機内ペットサービスの試行も開始しており、10月16日の便より、メルボルン-ゴールドコースト線およびメルボルン-サンシャインコースト線で、最大4匹の小型犬・猫を機内持ち込み可能とする。ペットは専用ソフトキャリーに入れ、座席下に設置する必要があり、合計体重は8kgまで。空港内の飲食サービスエリアやラウンジへの持ち込みは認められない。

ソース:news.com.au – Virgin Australia lets you fly with an empty seat next door

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