生活

インフルエンザ株「スーパーK」流入で注意を呼びかけ

【ACT27日】   米国で初めて確認された感染力の高い「スーパーK」インフルエンザ株の流入により、オーストラリアでのインフルエンザによる死亡者数が急増していると専門家が警鐘を鳴らしている。

オーストラリアでは、わずか1カ月で60人以上がインフルエンザ関連で死亡しており、専門家は「スーパーK株」によってさらに深刻な流行シーズンになる可能性があると指摘している。

オーストラリア統計局(ABS)によると、1月にはインフルエンザ関連の死亡が63件記録された。これは昨年末に見られた季節外れの高い死亡率に続くものだ。昨年11月には95人、12月には119人がインフルエンザ関連で死亡し、年間の合計は1701人に達した。これは2017年の1656人という過去の高水準を上回っている。

マーテル・ヘルスの感染症部門ディレクターであるポール・グリフィン教授は、この死亡増加の主な要因として、9月頃からオーストラリアで広がり始めた感染力の強いスーパーK株を挙げている。同教授は「スーパーK株は非常に感染しやすく、さらにワクチン接種率が低いことも影響している」と述べた。スーパーK株は昨年6月に米国で初めて確認された。

グリフィン教授は、これ以上の不必要な死亡を防ぐためにも、すべての人にインフルエンザワクチンの接種を呼びかけている。「インフルエンザは重大な公衆衛生上の脅威であり、毎年のワクチン接種が重要だ」とし、「特に重症化リスクの高い人にとっては重要な防御手段になる。今年はより多くの人が接種し、不必要な命の損失を防ぐ必要がある」と強調した。

ABSのデータによると、インフルエンザ関連の死亡数は昨年8月以降、新型コロナによる死亡数を上回っている。また、インフルエンザによる死亡は2023年以降、年々増加している。

ソース:news.com.au – Australian flu deaths surge as expert warns of highly-contagious Super-K flu strain first detected in US

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

一般

ABC職員が賃金交渉でスト

【ACT25日】   公共放送ABCの賃金交渉をめぐり、数百人の職員がストライキを実施する中、職員の対応に批判が集まっている。 …