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強い熱帯低気圧「マイラ」がQLD北部へ接近

【QLD9日】   危険な熱帯低気圧がオーストラリアに接近しており、数千人が警戒を強めている。影響は数日以内に出る可能性がある。

強い熱帯低気圧「マイラ(Maila)」はQLD州北部の沿岸へ向かっており、当局は来週初めにも上陸の可能性があると警告している。オーストラリア気象局は9日、このカテゴリー4の強力なサイクロンが、ソロモン海(パプアニューギニアとソロモン諸島の間)をゆっくりと西へ進んでいると発表した。

気象予報士のディラン・ナラモア氏によると、マイラは現在、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーの東約900kmに位置している。「現在、西南西へ進み始めており、来週初めにはQLD州北部に影響を与える可能性が高い」とナラモア氏は述べた。衛星画像では、ソロモン海上に「非常に組織化され、構造の整った」サイクロンが確認されているという。週末にはコーラル海へ進み、日曜から月曜にかけて最終的にQLD州北部沿岸へ接近、来週火曜日ごろに上陸する可能性がある。

この進路は、コーラル海上空にある強い高気圧の影響で西から南西方向へと導かれている。進路予測では、ケープヨーク半島沿いの複数地点で上陸の可能性が示されている。多くの予測では、クックタウンより北側の半島北部、ロックハート川やコーエン川周辺に向かうとされる一方、一部ではクックタウン付近まで南下する可能性もあり、今後の動向が注視されている。

気象局によると、マイラは来週初めまでサイクロンの強さを維持する可能性が高いが、上陸後はリスクが「高」から「中」へ低下する見込み。ただし、上陸後に再び勢力を強め、西側の地域に影響を与える可能性もあるとしている。

ナラモア氏は、接近中でもすぐに沿岸部へ影響が出るわけではないと説明。また、サイクロンの影響で南風が吹き込み、降雨を沖合へ押し出しているため、月曜朝までは同地域で大きな降雨は予想されていないという。

一方で、クリスマス島の北西では、別の熱帯低気圧(38U)が数日以内に発生する見込み。この低気圧は当初南東へ進み、クリスマス島に雨や嵐をもたらした後、週末には外洋へ向かって西南西へ進路を変えると予想されている。気象局は、この低気圧がサイクロンへ発達する可能性は現時点では「低い」としている。

ソース:news.com.au – Severe Tropical Cyclone Maila tracking toward Far North Queensland with impacts possible early next week

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