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薬剤師による避妊ピル処方が可能に NSW

【NSW15日】   NSW州で、女性が避妊薬にアクセスしやすくなる大きな制度変更が導入される。今後、同州では18歳以上の女性に対し、薬剤師が直接避妊ピルを処方できるようになり、これまで必要だったGP(一般開業医)の受診が不要となる。

この450万豪ドル規模の制度により、対象の薬局では経口避妊薬に加え、メドロキシプロゲステロン酢酸エステル注射や、ホルモン配合リングも提供される。州政府は、訓練を受けた薬剤師による最初の5000件の診察費を負担する予定だ。それ以降は、患者が20〜60ドルの診察料を支払うことになる。

処方を行うには、ジェームズクック大学の修了証(大学院資格)を取得し、州のリプロダクティブヘルス研修を修了する必要がある。現時点では約60人の薬剤師が対応可能だが、今後さらに増える見込みで、オーストラリア薬剤師協会が全国ガイドラインの最終調整を進めている。

クリス・ミンズ州首相は、「これは何百万人もの女性にとって基本的な医療だ。忙しい女性にとって、処方のために医師にかかるのは現実的ではない。近所の薬局で迅速に対応できるのは合理的だ」と述べた。

これに対し、ライアン・パーク保健相は、この制度により「より簡単で、手頃で、安全になる」と説明。ローズ・ジャクソン若者担当相も、「若い女性が日常的な処方のために不必要で高額な手続きを強いられてきた状況を改善するものだ」とし、「よりシンプルで公平な制度になる」と評価した。

この取り組みは、薬剤師による尿路感染症や皮膚疾患の治療解禁、GPによるADHD治療の拡充など、近年の医療改革の一環である。

今回の制度は、過去2年以内に同じピルを処方されていた18〜35歳の女性が、新たな処方箋なしで薬局から再取得できるようにした12か月の試験運用を踏まえて導入された。

ソース:news.com.au – NSW pharmacists can now prescribe contraceptive pill in major healthcare shake-up

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