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運転免許制度を大幅改革 WA

【ACT27日】   運転免許制度の大幅な見直しにより、学習者免許(Lプレート)および仮免許(Pプレート)のドライバーに対し、携帯電話の使用禁止など厳しい新ルールが導入される見通しとなった。目的は「命を守ること」にある。

WA州では、免許制度の改革により規制が強化される。現在、学習者は最低6カ月間で50時間の同乗指導付き運転が必要とされているが、新制度ではこれが12カ月以上・80時間へと引き上げられる。さらに、本免許取得までに必要な仮免許期間も、従来の2年から3年へ延長される。

携帯電話の使用については、学習者および仮免許ドライバーの双方に対して全面的に禁止される。ただし、出発前に設定されたハンズフリーのナビゲーション使用のみ例外として認められる。また、同乗指導者にも新たな条件が課され、血中アルコール濃度をゼロに保つ必要がある。リース・ウィットビー道路安全相は、「これらの変更は科学的根拠に基づくものであり、目的は一つ、命を守り重傷事故を減らすことだ」と述べた。

今回の改革の背景には、2021年に交通事故で死亡したトム・サフィオティさんの事例がある。15歳だったサフィオティさんは、仮免許を持つ18歳のドライバーが運転する車の後部座席に同乗していた際に事故に巻き込まれた。この事故を受けた安全啓発キャンペーンが、今回の制度見直しの大きな契機となった。昨年の意見募集には7000人以上の州民が参加し、そのうち67%が16歳から24歳の若者、25%が保護者だったという。

WA州では、自動車と二輪車の免許制度の分離も検討されており、二輪免許制度の変更に関する意見募集は5月3日から開始される予定だ。二輪免許に関する改正案も、自動車と同様に仮免許期間の延長や携帯電話の使用禁止が含まれるほか、学習者免許の取得可能年齢を16歳から18歳へ引き上げる案が検討されている。

今後、意見募集を経て法改正が進められ、自動車および二輪車の両制度において新ルールが導入される見込みだ。

ソース:news.com.au –

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