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ヴァージン、デジタル化でチェックイン時間を半減へ

【ACT14日】   オーストラリアの大手航空会社の一つであるヴァージン・オーストラリアは、大規模なデジタル改革により、空港でのチェックイン時間を半分に短縮できると発表した。

同社は手荷物預け手続きの刷新に着手し、従来のチェックインキオスクを廃止する方針。今回の変更により、チェックイン時間の大幅な短縮が見込まれている。

新システムでは、利用者は搭乗券をスキャンして荷物タグを印刷し、そのまま荷物を預けるだけでよく、バゲージドロップ時の再スキャンは不要となる。高度なカメラ技術とバーコード認識技術がこの仕組みを支える。また、同社のマイレージプログラム「ヴェロシティ」の会員は、アプリを通じて国内線の便を当日に前後の便へ変更できるようになるなど、利便性も向上する。

今回の改革により人員削減は行われず、カウンター業務のスタッフはチェックインエリア内を巡回して対応する形に役割が変わるという。この変更については、オーストラリア・サービス労働組合(ASU)および運輸労働者組合にも事前に説明されており、雇用への影響はないとされている。投資額は空港ごとに異なり、具体的な契約内容については公表されていない。

同社によると、現在すでに約80%の利用者がアプリやウェブサイトで事前チェックインを行っており、今回のデジタル強化によりチェックインおよび荷物預けにかかる時間を最大50%削減できるとしている。

新機能には、フライトの予約や変更の簡素化、座席アップグレードへの入札機能の追加も含まれる。さらに、ゴールドおよびプラチナなどの上級会員は、当日に早い便への変更をアプリで申請可能となり、最上位のプラチナ・プラス会員は前後どちらの便にも変更できる。すべての乗客も、混雑時や天候不良による影響時には、アプリ通知を通じて無料で早い便へ変更できる場合がある。

今回のチェックイン簡素化は、空港到着前にアプリで手続きを済ませる利用者をさらに増やす狙いがある。新システムはすでにマッカイ空港で1週間の試験運用が行われ、チェックイン時間の半減が確認されたという。

この新技術はまず、シドニー、ブリスベン、パース、ダーウィン、サンシャインコーストの各空港で導入され、その後メルボルン、アデレード、ローンセストン、ゴールドコーストにも順次展開される予定だ。

ソース:news.com.au – Virgin digital upgrades to cut check-in times in half, airline says

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