【ACT15日】 オーストラリアでは、特定の団体に所属しているだけで刑事罰の対象となる新たな措置が導入された。
「ナショナリスト・ソーシャリスト・ネットワーク(NSN)」は、ボンダイビーチでのテロ事件を受けて制定された法律のもと、2番目の禁止ヘイト団体に指定された。
15日の深夜0時以降、この団体(別名「ホワイト・オーストラリア」)への支援、資金提供、訓練、勧誘、加入、または指導に関与することは犯罪となり、最長15年の禁錮刑が科される可能性がある。
トニー・バーク内務相は、この措置について「偏見に満ちた思想そのものをなくすことはできない」としつつも、「団体としての組織化や集会の実施を防ぎ、これまで国内で見られたような過激で差別的な集会を阻止する効果がある」と説明した。また、「人種至上主義を信じる者に対し、そのような考えは現代のオーストラリアに居場所がないという明確なメッセージを送るものだ」と強調した。
バーク内務相によると、この団体はいわゆるネオナチ組織で、解散を発表していたものの、「実質的には名称を変えただけで、組織としての活動や性質は変わっていない」と指摘。「フェニックスのように形を変えて再出現した」と述べた。
政府は4月22日、情報機関ASIOから、この団体が禁止指定の基準を満たしている可能性が高いとの助言を受けていたという。なお、同様の枠組みのもとでは、今年初めに「ヒズブ・ウッタハリール」も禁止団体に指定されている。
ソース:news.com.au – Nationalist Socialist Network named second illegal hate group