【ACT18日】 ファストフード大手のマクドナルドが、オーストラリアのメニューからアンガスビーフバーガーの提供をひそかに終了していたことが分かった。導入から17年の歴史に幕を下ろした。
「マッカス」の愛称で親しまれる同社は、かつて週あたり200万豪ドルを売り上げた人気商品を、公式な大きな発表を行わないまま静かに廃止した。アンガスビーフバーガーは2009年、アメリカとオーストラリアで期間限定商品として初めて登場。その後、予想を上回る人気を受けてレギュラーメニュー化された。
報道によると、2009年のオーストラリア導入当初には週200万豪ドルを売り上げ、同社の期待を大きく上回ったという。当時マーケティング責任者を務めていたヘレン・ファーカー氏は、同商品を「この10年で最も成功した新商品」と評価していた。
一方で、牛肉価格の上昇を背景に、アメリカでは導入から4年後に販売が終了。しかし、オーストラリア市場で2026年5月に終了した理由は明らかにされていない。価格面では、発売当初は約6.75豪ドルだったものの、2026年までに17.55豪ドルへと上昇。これはBig Macよりも約50%高い水準となっていた。
マクドナルド・オーストラリアは本件について正式コメントを出していないが、同社の広報担当者は、引き続きオーストラリア産100%ビーフを使用した高品質な商品を提供していく方針を示した。また、「これらの商品はコアメニューからは外れるものの、常に新しい商品や期間限定メニューの開発を進め、魅力的なラインナップを維持していく」と説明。「顧客の声を引き続き反映しながら、求められる商品を提供していく」としている。
アンガスバーガーは、同社が「ちょっと贅沢(A little bit fancy)」をキャッチコピーに掲げたプレミアム商品として展開されていた。また、今年初めには「ビストロ・ベアルネーズ・アンガス」シリーズとして、パブ風メニューのプロモーションも行われていた。
ソース:news.com.au – McDonald’s quietly drops Angus beef burger line from Aussie menus after 17 years