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2人の子供が生きる原動力になった

 シドニ- 28日- 11日間、水も食料も無しにベトナム沖の荒れた海を漂流したオーストラリア人男性マーク・スミス(49)と、オーストラリア在住のニュージーランド人男性スティーブ・フリ-マン(30)が、28日無事シドニーに帰国した。
 
スミス氏は、生き地獄を体験したと語り、「2人の子供のことを考えて、その思いだけが、生き続けようとする原動力になった。」と語った。同氏は明日、ホバートで子供達と再会する予定。
 
両氏は12月5日に香港を出発し、シドニーへヨットを運ぶ仕事の最中に激しい嵐に巻き込まれ、ヨットが沈没した後、救命ボートで11日間水も食料も無しで漂流した。

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