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政府は、働く母親をもっと援助すべき

キャンベラ 8日 - プル・ゴワード連邦男女差別問題委員は国際女性の日である8日、政府は子供を持つ働く女性が家庭と仕事を両立できるようにもっと援助すべきと語った。

同委員は、オーストラリアでは、多くの女性が優秀な成績で大学を卒業し、20歳代で社会で大きな活躍をしているにも関らず社会のトップの地位にいる女性が少ないことは問題だとし、連邦政府及び州政府が同問題解決に向けて働き出すべきとした。

さらに、「内閣官僚の3人の女性のうち、子供がいるのは1人だけ。社会全体を見ても、トップの地位についている女性の多くは子供をもっていない。これは、オーストラリア社会が女性に“子供とキャリアの両方は持てない”といっているようなもの。男性にはない悩み。これが我々の社会の問題。女性がキャリアを伸ばす上で明らかな問題の1つは子供。現状では、子供を持つ女性がキャリアを持ち続けることが出来ない社会だ。」と語った。

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