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「いかにもB級映画」、超能力者に相談していた警察官、停職処分

キャンベラ9日ーオーストラリア連邦警察は、NSW州の小さな町に暮らす透視能力者に、ジョン・ハワード首相の殺害脅迫について相談をしていた警察官を停職処分にした。

フェアファックス紙は9日、同警察官は、オーストラリア連邦警察の倫理規定に違反していると自覚しながら、透視能力者に対し、ジョン・ハワード首相の殺害脅迫に関する機密情報や詳細を提供していたと報じた。

労働党の国土安全省のスポークスマン、アーチ・ビビス氏は、連邦政府は同件に関して独自の調査を実施し、その結果を公表すべきだと語った。また、いかにもB級映画の脚本が現実に演じられたようなものだとも語った。オーストラリア連邦警察は、同件に関する詳細の公表を控えているものの、同警察官がハワード首相個人のセキュリティーチームのメンバーではなかったことを発表。ビビス氏は、「殺害脅迫について、超能力者に相談することは通常の操作方法とはかけ離れたもの。懸念されるのは、超能力者が入手した機密情報が同殺害脅迫の件に関する調査や捜査に悪影響を及ぼす可能性があることだ」と、問題の深刻性を強調した。

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