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自家用車の中で3人の子供が死亡した事件に両親の非はなし

[メルボルン16日]3人の子供達が自家用車の中で遊んでいる際に火事が発生、3人全員が焼死した事件で、検視官は両親には何の非も求められないとの見解に至った。

事故は2005年3月、ビクトリア州Korong Vale(コロング・ベール)の自宅のカーポートで自家用車のファミリーワゴンで火事が発生し、中にいた4歳、3歳、2歳の子供達が死亡したもの。検視官のPhillip Byrne(フィリップ・バーン)氏は子供達の死は筆舌に尽くしがたい悲劇であり、疑わしい点は見られないという最終見解を発表した。

それによれば、
火災の原因はグロープ・ボックスに入れられていたマッチかライターで、子供達の一人が誤って火をつけたと考えられるが、彼らの年齢ではそれが危険だという判断はできなかった。
母親Nicole(ニコール)さんと父親Dobbyn(ドビン)さんは両親として申し分なく、今回の事件は全く予想できない状態で発生した。
ニコールさんは当時妊娠6ヶ月で、その日一日家族と共に外出したため、非常に疲れていて、子供達が外に出れないよう家の玄関と勝手口を閉め、長椅子で休んでいるうちに眠ってしまった。
子供達は彼女の側でテレビを見ていた。が、パチパチという木の音で目が覚めた時には既に炎が窓の側まで迫っており、室内にいるはずの子供達の姿を探したが見当たらなかった。
消火後、自家用車の後部から子供達の焼死体が発見された。子供達は車の後部にいたため、逃げようにも逃げられなくなったと考えられる。

また、死因は煙とガスの吸い込みによるものだという可能性が極めて高いという結論に至った。

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