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ゴルバチョフ、オーストラリアは京都議定書に署名すべき

ブリスベン 20日- 元ソビエト大統領Mikhail Gorbachov(ミカエル・ゴルバチョフ)氏が20日、地球フォーラムEarth Dialogues(地球意見交換会)の副議長を務めるために、ブリスベンに到着した。 

同フォーラムでは、世界中の環境、経済、そして科学分野の専門家によって、継続的な人類の発展、資源の管理、気候の変化、エネルギー保障、そして世界平和などの課題に関して問題解決方法が話し合われる。

ゴルバチョフ氏は、「オーストラリアは京都議定書に署名し、地球温暖化ガスの排出量を減少させる目標値を設定すべきだ。米国は京都議定書への署名を、頑固に否定し続けている。しかし、ジョージ・ブッシュ米国大統領とジョン・ハワード豪首相は親密な関係にあり、もしオーストラリアが同議定書に署名すれば、米国もこれに続く可能性がある。」と語った。

ロシアを含む40カ国によって署名された京都議定書では、各国は2012年までに地球温暖化ガスの排出量を5.2%減少させる必要がある。米国とオーストラリアはこの議定書への参加を拒否している。

ゴルバチョフ氏は、「手遅れになる前に、我々は地球の自然環境への対策を打たなければいけない。」と続けた。

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