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QLD州、患者の安全を最優先 2000人近くの医師と看護師を不採用

ブリスベン11日-QLD州政府は、医師と看護師不足の問題を抱えている一方、約2000人の医療関係者を不採用としていたことがわかった。

Stephen Robertson(スティーブン・ロバートソン)保健相はQLD州議会で11日、QLD州医療委員会とQLD州看護師委員会は、この1年間に、州外や海外からの応募者、1812人を不採用にしたと語った。その内訳は、医師1401人に看護師103人。不採用となった医師のうち1242人が海外からの応募者だった。

ロバートソン氏は不採用とした理由について、応募者が必要な資格を持っていなかったり、そのスキルもしくは経験がQLD州の基準を満たしていなかったためだと説明した。同氏は、「患者の安全が何より大切であり、今回の件で謝罪はしない」とし、英国からの医師と看護師を中心とした雇用計画が成果をあげていること、また今後もそれを実地していく予定であることを示した。

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