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燃料漏れがボート爆破事故の原因

ブリスベン27日-警察の発表によると、クイーンズランド州南東部Tewantin(テワンティン)で26日午後に発生したボート爆破事故は、燃料漏れが原因と見られる。

この爆破事故によって、10メートル長のクルーズボートに乗っていた2歳の男児が全身の60%を火傷する重症を負い、男児の母親、2人の姉妹、その他6人の家族や親族がNoosa(ヌーサ)川に投げ出され負傷した。

全身の60%を火傷した男児は、今週後半にRoyal Brisbane Children`s( ロイヤル・ブリスベン児童)病院で手術を受ける予定。その他2人の子供が同病院に入院中。 気道に火傷を負った1人の女性はRoyal Brisbane(ロイヤル・ブリスベン)病院で治療を受けている。

Noosa(ヌーサ)在住のボートの持ち主Paul McDonald(ポール・マクドナルド)さんは、ナインネットワークのインタビゥーで、3歳の姪と一緒にボートの前方に投げ出されたと語り、「突然、大きな爆破音と炎の玉が襲ってきた。信じられない光景だったよ。服を吹き飛ばされた者もいれば、 川の中に20メートルほど吹き飛ばされた者もいた。子供達は悲鳴を上げ、騒乱した状態だった」と続けた。

警察によると、エンジンの1つに燃料漏れが発見され、船底から掻き出された10リットルの水中約6リットルは燃料だった。
気化した漏れた燃料がエンジン室に充満し、電気モーターからのスパークによって爆発したものと見られている。

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