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イアン・ソープ氏 ドーピング疑惑を否定 「嫌疑を晴らしたい」

メルボルン1日ーフランス紙L’Equipe(レキップ)が、昨年5月にイアン・ソープ氏のサンプルを検査した結果、異常な数値のテストステロンと黄体形成ホルモンが発見されたと報道したことを受け、イアン・ソープ氏のドーピング疑惑が浮上した。これに伴い、イアン・ソープ氏は1日、緊急会見を行った。

会見にはジャーナリスト150人、テレビカメラ20台、カメラマン数十人が集まり、ソープ氏の発言に注目が集まった。ソープ氏によって26分間にわたり声明文が読み上げられ、記者からさまざまな質問が投げかけられたが、事実関係は未だ不明。ソープ氏は、テストで陽性結果が出たことはなく、違法薬物を使用したことは一度もないと宣言した。また、今回このような情報をメディアに漏らした者を徹底的に調べ、嫌疑を晴らすることを誓った。

ソープ氏のサンプルを検査したAustralian Sports Anti-Doping Authority (ASADA:オーストラリア・スポーツ・反ドーピング機関)はソープ氏に対し、違法薬物に対する陽性反応は出ていないと話した。ASADAは現在ソープ氏に対し、ホルモンレベルの上昇を科学的に説明するために必要な医学的情報をさらに求める手紙を作成している最中だという。

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