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ビクトリア州で学校での性犯罪防止ガイドライン作成

メルボルン15日ービクトリア州教育省は、性的暴行を含む犯罪の防止、犯行現場の証拠の保存に関するアドバイスを各学校長・教師に提供するガイドラインを作成する。

Crime Scene Investigation(CSI:犯行現場調査)の主導で今週中に最終的な形にまとめられる報告書によると、学校での性的暴行が、毎週3件以上の報告されているという。

Victorian Centres Against Sexual Assault(CASA:ビクトリア州性犯罪対策センター)のフォーラムでは

*メルボルンの学校の用具室で、14歳の少女が男子学生に強姦される。

*学校のキャンプで15歳の少女が男子学生に強姦される。

*女子学生達が男子学生らに学校の校庭で追いつめられ、指を挿入される。

などの事件がごく最近のものとして挙げられている。

News Ltd(ニュース社)がまとめたところによると、昨年9月4日から12月31日にかけて教育省に報告された学校関連の性的暴行事件は45件に上り、その内訳は、メルボルン北部の学校が12件と一番多く、続いて南部の9件となっている。

CASAフォーラムのスポークスウーマンCarolyn Worth(キャロリン・ワース)氏は、これまで同センターは性的暴行から生徒達が立ち直るための援助を行ってきており、今回の動きを歓迎していること、また、どの性的暴行事件も深刻に受け止められていると述べた。

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