国際

外交・貿易省 ドイツとフランスへの渡航勧告 高まるテロと暴動の脅威

キャンベラ7日ー豪外交・貿易省(DFAT)は7日夜、ドイツ政府が同国でのテロ攻撃発生の可能性を警告したことから、ドイツへの旅行者に対する渡航勧告の見直しを行った。DFATのウェブサイトによると、ドイツ内務省はテロの脅威は深刻さを増していると発表したという。

また、最近行われた仏大統領選挙で保守派のNicolas Sarkozy(ニコラス・サルコジ)氏が勝利を収めたことから、DFATはフランスへの旅行者に対しても最新の注意を払うように勧告している。フランスの法と秩序を守るという公約を掲げたサルコジ氏は、ライバルのSegolene Royal(セゴレーヌ・ロワイヤル)女史を破り勝利。選挙中、サルコジ氏は問題の多いリーダーになるだろうとの非難の声が上がっていた。サルコジ氏が大統領選に勝利し、その映像がテレビで放送されて以来、フランスの各都市では暴動が発生している。

DFATはオーストラリア国民に対し、デモや政治集会、公式の祝典などは暴動へと発展する可能性があるため、そのようなイベントには近寄らないように警告した。

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