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ファーストクラスで羽目を外した豪人、灼熱の砂漠に拘置

シドニー31日ー4月27日、シドニー発Abu Dhabi(アブダビ)行のEtihad Airways(エティハド航空)便のファーストクラスに乗っていた豪人ビジネスマン3名が、飛行機を降りると共に逮捕され、そのうち2人は現在拘置中であることが分かった。

外務省の発表によれば、Jeremy Snaith(ジェレミー・スナイス)容疑者、William Sargent(ウィリアム・サージェント)容疑者は違法薬物、セクシャルハラスメントと酒酔い容疑でアラブ首長国連邦のアブダビに拘置中。月曜日にはスナイス容疑者の公判が行われる。

David Evan(デビッド・エヴァン)容疑者は、セクシャルハラスメント、公然わいせつ、酒酔い容疑で起訴されたが保釈が許可された。

スナイス、エヴァン両容疑者はJupiter Mines(ジュピター鉱業)の重役で、弁護団は検察当局との面会を要請した。

両名のスポークスマンであるSean Mulcahy(シーン・ムルカイ)氏によれば、2人は機内で酔っていなかったことがテストの結果明らかになったこと、スナイス容疑者の薬物使用容疑に関しては、オーストラリアでは合法である処方薬が現地の薬物法に違反している可能性があると述べた。

しかし、2名のアラビア人女性を含むエティハド航空の客室乗務員は、体を触られ、容疑者の1人から金銭と引き換えにセックスを要求されたと主張。さらに、容疑者らはスボンと下着を脱ぎ、1人は全裸になってベッドに横たわった上、それを隠そうすると拒否したという。

ムルカイ氏は、そうした性的不品行に関しても全て否認していると述べた。

一方で、同氏はアラブ首長国連邦(UAE)当局が、法律上の手続きを迅速かつ円滑に進めていること関しては評価している。スナイス、サージェント両容疑者はアブダビから約100km離れた砂漠にあるAl Wathba(アルワサバ)刑務所に拘置されているが、両容疑者に対する扱いは悪くはないという。同刑務所周辺は気温50度以上にもなる。

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