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シドニーの飲料水、味と匂いに変化が予測される

シドニー3日-Phil Koperberg(フィル・コパーバーグ)水資源相は3日、2日夜に、シドニー南部のダムと上水所をつなぐ長さ50キロ以上の水路の一部の壁が約11メートルにわたって崩壊したために、予備用のProspect(プロスペクト)貯水場の水を使用せざるえない状況にあることを明らかにした。

崩壊した壁の修復には2日から5日かかると見られ、その期間、通常シドニー南部のダムから引かれる全体の20%に当たる水が、プロスペクト貯水場から引かれることとなる。残り80%は引き続きWarragamba(ワラガムバ)ダムから供給される予定。

先週には、シドニーの主要水供給源となるワオラガムバダムで濁った水の塊が報告されており、同じ水路ではクリプトスポリジウム菌とジアルジア菌の存在が確認されている。コパーバーグ相は、問題の細菌類はもう確認されていないと述べ、「シドニー住民への水供給に影響はなく、水質も100%となっているが、プロスペクト貯水場の水を混合する次の数日で、飲料水の味や匂いにわずかな変化が見られる可能性がある」と説明した。

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