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スーパー・サンデイ、交通機関に大きな混乱なし 

 【シドニー25日AAP】24日のスーパーサンデイの日、主要なスポーツ試合や各種パーティーが行われた。また、この日は豪華客船「クイーン・ビクトリア号」と「クイーン・エリザベス2号」がシドニー湾内で顔合わせをすることが予定されていたため、この歴史的瞬間に立ち会おうとする見物客が大勢集まることが予想されていた。

 NSW州政府は25日、大勢の人が各種イベントに参加したが、懸念されていた大規模な交通混乱を避けることができたと発表。

 24日午後6時30分ごろ、ブリスベンに向かう「クイーン・ビクトリア号」とサーキュラー・キーに向かう「クイーン・エリザベス2号」が顔を合わせ、2つの豪華客船は汽笛を鳴らして合図しあった。

 ジョン・ワトキンスNSW州交通相は、スーパーサンデイの日に電車を利用した人の数は通常の週末よりも19万人以上増しだったとし、利用者に感謝を示した。「人々は公共機関を利用するようにという忠告に従い、協力してくれた。全ての人がこの日素晴らしい1日を過ごすことができたと思う」とワトキンス交通相。

 一方で、ミセス・マッコリーズ・ポイントで開かれたダンスパーティーではエクスタシー、GHB、マリファナなどの違法薬物が見つかり、薬物関連容疑の逮捕件数が23件あった。スポーツイベントでは、2試合で59人が会場から退場させられ、物を投げる、警察の指示に従わない、脅迫的な言葉を発するなどで20件の違反通知書が発行された。

 セントラル・メトロポリタン地域のキャサリン・バーン警察署長は「イベントに参加した人の大多数が適切に行動していた」と語った。

 「クイーン・エリザベス2号」は25日午後6時30分ごろ、ホバートに向けて出航する予定。

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