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8人に1人、職場の薬物検査で陽性反応

 【シドニー24日AAP】薬物専門家は、オーストラリア人の8人に1人が職場で実施した薬物検査で陽性反応が出ていることが判明し、過去10年でその数は2倍に膨れ上がっているとした。

 国内最大の薬物検査機関であるメドベットは、危険性が高い職業の労働者の約5%が違法薬物を使用していることから、その分野の労働者への薬物検査を義務付ける必要性を訴えた。一方、労働組合は薬物検査の義務化はプライバシーの侵害になりかねないとし、同案を棄却した。

 メドベットは毎年、アルコールと薬物の検査を10万回実施している。 「職場での薬物使用は非常に懸念される。尿検査による陽性反応率は常に13%~15%。検査回数が増えれば、陽性反応率は大幅に上がるだろう」とメドベットのスポークスマン、スティーブ・コーコニアス氏は語った。

 

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