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シドニーの女子生徒、口論の末胸部を数回刺され重体

 【シドニー1日AAP】シドニー南西部で31日午後3時30分ごろ、女子生徒グループによる口論が発生し、17歳の少女が胸部を数回刺され、重傷を負った。事件はボニーリグ高校の反対側にある事務所外で発生した。

 少女はリバプール病院に搬送され、手術を受けた。現在、少女の容態は深刻だが安定している。

 同事件に関与したとして、グリーン・バリー在住の19歳の女とその妹の16歳の少女が逮捕された。19歳の女は1日、リバプール地方裁判所に出廷。ジャネット・ヴァルクイスト治安判事は10万ドルで保釈を承認した。女は6月11日に同地裁に再出廷する予定。

 16歳の少女も保釈され、4月21日にキャンベルタウン児童裁判所に出廷する予定。

 NSW州教育省のスポークスマンは被害者の少女と逮捕された16歳の少女はボニーリグ高校の生徒だとした。同スポークスマンによると、数人の生徒や教師が事件を目撃し、救急サービスに連絡したという。同高校では生徒らに対するカウンセリングが用意され、また生徒の保護者に対しては事件に関する説明を記したお知らせが送付された。

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