文化・芸能

ヒース・レジャーの遺作「ダークナイト」 豪で初上映

 【シドニー10日AAP】今年1月に薬物の過剰服用で死亡したオーストラリア人俳優ヒース・レジャー(享年28)の遺作となったバットマン・ビギンズの続編である「ダークナイト」が10日夜、シドニーにて上映される。オーストラリアでは初公開。

 レジャーはこの映画の中で、主役のバットマンの強敵であるジョーカーを演じた。10日のシドニー上映は招待客のみに公開されるもので、国内では16日から一般上映が始まる。

 ニューヨークでは世界初の一般公開が7月14日に行われるが、これにはレジャーの家族が参加予定。「ヒースの映像を見るのはとても辛いが、彼の功績をいつも誇りに思っていたし今後もその思いに変わりはない」と父親のキム・レジャーさんは語った。

 「ダークナイト」の最後に表示されるクレジットタイトルには、レジャーの他に、昨年9月に車のスタントシーンの事故で亡くなった特殊効果技師コンウェイ・ウィクリフさんに対する哀悼の意を込めたメッセージが含まれている。

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