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「豪Googleマップ」 ストリート・ビューの新機能でバージョンアップ

 【シドニー5日AAP】5日午前3時より、Googleマップ・オーストラリアから都市、町さらには遠隔地の家、ビジネス、有名なランドマークなどの詳細の画像を入手できるようになった。

 今回、人気のGoogleマップ・オーストラリアがストリートの様子まで詳細にわかる「ストリート・ビュー」の新機能を導入したことで、利用者は1000万以上の画像を検索し閲覧できるようになった。

 オーストラリアはフランスと米国に次いでこの技術を享受できる3番目の国。ボタンをクリックするだけで検索したいストリートの様子を360度の画像で見ることができる。

 地上から「ストリート・ビュー」を入手ことは困難だったが、「Google車」の屋根にデジタルカメラを設置し、約6カ月間大量の写真を撮り続けたことで実現した。

 この新機能により、ドライバーは道案内にある交差点の画像の入手が可能になり、また住宅購入予定者は不動産周辺のストリート画像を確認することができる。また、カフェやレストランに行く人は検討中のお店で屋外の食事が可能かどうかを画像で確認できる。

 Googleマップの開発者であるラース・ラスムセン氏は、「ストリート・ビュー」の機能はビジネス、政府、自然災害発生時の救急サービスなどに応用して利用できると語った。ツーリズム・オーストラリア、豪不動産協会、豪地理教師協会は今回の新技術の導入を歓迎している。

 Googleは人物の特定が可能な写真や機密情報が含まれた写真の排除を建物の所有者が望む場合、その要求を受けるフィードバック・システムを構築した。

 ストリート・ビューはmaps.google.com.au/streetviewで閲覧できる。

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