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豪領クリスマス島の難民収容施設は「刑務所のよう」

 【キャンベラ16日AAP】インド洋に浮かぶクリスマス島に、豪政府が難民収容センターを新設した。今週、この収容センターを視察した複数の難民支援団体が「極めて過酷な」施設だと非難しており、クリス・エバンス移民大臣あてに抗議文を送っている。

 クリスマス島は、パースから2000キロ以上離れたインド洋に浮かぶ島で、豪政府はこの島に費用4億ドルをかけて難民収容センターを建設し、ボート難民らを収容する予定。アムネスティ・インターナショナルのほか、7つの難民支援団体が、難民を収容するには不適切な施設だとの抗議文に署名しており、エバンス移民大臣宛に送っている。

 難民支援団体は抗議文の中で、この施設が「まるで刑務所のよう」だと厳しく非難しており、「庇護希望者が審査期間中に過ごす場所としては、極めて過酷かつ厳しい環境である。このような辺ぴな場所にある厳しい警備の施設に収容されることで、難民らが精神的・身体的ダメージを受けるという事例が、これまでに繰り返し報告されている」と続けている。

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