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豪軍特殊部隊の兵士が重体、ドイツに搬送される予定

 【キャンベラ5日AAP】アフガニスタン南部でタリバンの奇襲攻撃を受けて重体となっている豪軍特殊部隊の兵士が、医療手当てを受けるため、5日夜にドイツに空輸される予定となっている。当初は4日に空輸される予定だったが、容態が不安定なために延期されていた。

 豪防衛軍スポークスマンのブライアン・ドーソン准将によれば、負傷兵は首都カブール近郊のバグラム空軍基地で手術を受けた後、5日夜にドイツへ搬送されるという。ドーソン准将は「この兵士の厚生が最優先事項であるため、これに合わせて医療救助の速度が決定される」と述べている。豪防衛軍は、兵士がどのような怪我を負ったのかを公表していない。

 2日夜にタリバンの奇襲攻撃を受けた際に、この兵士を含めた豪軍兵9名が負傷した。豪防衛軍の発表では、兵士3名が重傷で5名が軽傷を負っているとのこと。

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