一般

カンタス航空、離陸中止 「エンジンに欠陥」

 【ブリスベン15日AAP】ブリスベン空港で15日朝、ブリスベン発ロサンゼルス行のカンタス航空175便のエンジンに欠陥が見つかり、離陸を中止する事態が発生した。

 カンタス航空のスポークスマンは「機体のエンジンに技術的な問題が見つかった」と述べた。同便の出発時刻は16日午前10時30分まで延期されたため、350人の乗客全員がブリスベンのホテルで一晩滞在することになった。

 民間航空安全局(CASA)は2週間前、最近の問題を受け、カンタス航空に対し機体のメンテナンスシステムの改善を命じていた。CASAは、7月中旬にカンタス航空の機体の酸素シリンダーが爆発し、マニラで緊急着陸した件を含む一連の問題が発生して以来、同航空の監視を強化していた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら