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NSW山火事 鉄道ミュージアムなど被害

【シドニー13日AAP】  NSW州ハンターバレーと中北部沿岸で13日、気温が30度半ばまで上昇し、強風が吹き荒れるなか、山火事の影響で学校の生徒らが避難したほか、蒸気機関車で知られるNSW州鉄道ミュージアムが焼けるなど、大きな被害が出た。

 

NSW州の地方火災サービス(RFS)は、タンカリーやフォスター北部などを含む4つの火災の消火にあたっている。フォスターに住むティム・ウェブスター氏によると、タンカリーの火災は13日夕刻にはフォスターからも確認できるほど激しく燃えていたという。

 

また、遺産登録されているリッチモンド・ヴェール・レールウェイ・ミュージアムのピーター・メドウ館長は、歴史的に重要なものが数多く消失したことを明かし、「1880年に修復した、石炭ホッパも灰になってしまった」と述べた。同館の被害総額は100万ドルに上るとみられている。

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