政治

「ラッドの不況対策は“安直”」 ハワード前首相

 【メルボルン19日AAP】ジョン・ハワード前首相は、ラッド政府の経済活性化対策は世界恐慌に対する「安直な」対応であり、今後数十年、国家を赤字財政に導くものであると述べ、連邦政府の新対策に対し反対の姿勢であることを示した。

 ジョン・ハワード首相は19日夜、メルボルンにある自由党党本部で約300人の党員たちに対し、連邦政府が420億ドルを投入して行う経済活性化対策は、1970年代にみられたスタグフレーション(不況下のインフレ)を引き起こす可能性があるとし、将来の国民に多額の借金を背負わせるべきではないと述べた。

 またハワード前首相は、自分が首相に就任した後、国家赤字の960億ドルを払い戻すまでに10年かかったと話した。

 「マルコム・ターンブル自由党党首たちが連邦政府の不況対策に反対しているのは正しい。消費活性化というあいまいな目標のために国家財政を赤字に陥れる必要はない」とハワード前首相。

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