一般

VIC州の山火事、ようやく鎮火

 【メルボルン14日AAP】ウィルソン岬の大聖堂での火災が14日午前10時に消火され、これでVIC州の山火事はようやく全て鎮火した。2月7日以降の山火事で、これまでに210名が死亡、住宅2000棟以上と42万1670ヘクタールが焼失しており、オーストラリア史上最悪の災害となった。

 国立公園内では、2月8日の落雷が引き金となって発生した火災によって、2万5200ヘクタールが焼失した。VIC州持続可能性・環境省のデニス・ワード担当官は「ここ最近の降雨と穏やかな天候によって、消防隊員が山火事を制圧することができた」、「ウィルソン岬の閉鎖は、09年3月末まで続けられる」、「今後は、国立公園を再生させるための取り組みに焦点があてられる」と述べている。

 ウィルソン岬など被災地の住民は、今後も断続的な火災や局所的な発煙の可能性があることを通知されている。「木々が倒れる危険性もあり、この状況は今後5~6週間は続く」とワード担当官。

 VIC州地方消防局のニール・バンプステッド担当官は、山火事の危険性はまだ終わっていないと警告しており、「12年間の干ばつと水不足のせいで、VIC州全域が乾燥して燃えやすくなっているため、山火事の脅威は続いている。広域にまとまった雨が降るまでは、3月と4月に再び火災が発生する可能性が残っている」と続けている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら