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軍事施設が標的か 暴走族が貯蔵武器を狙う

 【シドニー7日AAP】暴走族グループが軍事施設に侵入して武器を盗む可能性が懸念される中、シドニー南西部にある軍事施設のセキュリティー・レベルが上げられた。

 デイリー・テレグラフ紙は、暴走族に貯蔵武器を盗まれないよう、ホルスワージー軍事基地とムーアバンク武器保管施設のセキュリティー・レベルが「チャーリー」へと引き上げられたと報じた。また、警察は昨年武器が暴走族グループに販売されていたことが発覚したことで、国防省と暴走族グループに何らかの関連性があると懸念していると同紙は報じている。

 国防省のスポークスマンはシドニー南西部の国防省施設のセキュリティー・レベルが引き上げられ、安全を確保したと述べた。「リバプールにある国防省施設の安全レベルはブラボからチャーリーへと引き上げられた。国防省は追加された安全政策について詳細を発表しないが、身分確認の強化と無作為の車両調査を実施する」とスポークスマン。

 セキュリティー・レベルは下からアルファ、ブラボ、チャーリー、デルタ、エコーの順に5段階設置されている。 シドニー基地のセキュリティー・レベルが上げられたのはオーストラリアがイラク戦争に参戦して以来初めて。

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