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難民ボート爆発事故、支援者らが病院に集まる

 【パース17日AAP】16日にオーストラリア北西沿岸沖で多数の亡命希望者の乗ったボートが爆発する事故があった。この事故の負傷者を支援しようと、アフガニスタン難民の一団が17日、王立パース病院に集まっている。

 アフガニスタン出身のアリ・レザさん(23)は、8年前の2001年、亡命希望者として他160名とボートで海上を漂流していたところを、豪海軍に発見されたという。レザさんは当時の仲間たちと共に、ボート爆発事故の負傷者を支援しようと、17日に王立パース病院の外に集まった。

 レザさんは、異国で孤独を感じ、コミュニケーションできない気持ちが分かると言い、自身にもインドネシアからボートで亡命した際の過酷な記憶が残っていると語っている。レザさんは「私は支援を申し出るために、ここへ来ました。できれば負傷した亡命希望者と面会して、通訳などの手助けをしたい」と続けた。

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