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修道女らが400キロを歩く がんの寄付金を募る

 【シドニー19日AAP】シスター・へレン・クラークと慈善婦人会の仲間であるシスター・レオーネ・ウィットマックがダボーからダーリングハーストまでの400キロを歩き、がんのための寄付金を募る。

 5月24日、修道女たちは修道服からトラックスーツに着替え、13日間にもおよぶ旅を開始する。目的はシドニーのガーバン・セント・ビンセント・キャンパス・がんセンターの設立資金を集めること。

 シスター・ヘレンは「ある夜、がんの資金を集めるために長距離を歩いている自分の夢を見たのです。その夢をシスター・レオーネに話したところ、彼女はぜひやりましょうといってくれました。そこで今回実行することになりました」とシスター・ヘレンはAAPに語った。

 修道女らはNSW州南部のダボにあるウエスタン・プレインズ動物園から歩き始め、モウロング、オレンジ、バサースト、リスゴー、カトゥーンバに立ち寄り、6月5日にシドニーに到着する予定。

 シスター・へレンは両親と友人をがんで亡くしてしていることから、がんへの関心を高めることに熱心に取り組んでいる。また、シスター・ヘレンは1日1時間半歩いており、チャリティーイベントに向けて準備していると語った。「これは挑戦です。しかし、私たちには成し遂げることが出来る力があると思います。がんで苦しむ人が立ち向かう挑戦と比べれば、私たちにとって歩くことは公園を歩くことと同じです」とシスター・へレン。

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