生活

サメ襲撃で手を切断した男性が語る

【シドニー19日AAP】   サーフィンをしていた時にサメに襲われ、手を切断した男性が語った。

グレン・オーギアスさん(34)は今年2月、ボンダイ・ビーチでサーフィンをしていたところ、全長2.5メートルのホホジロザメに左手をかみ切られかけ、再接合手術を受けたものの失敗に終わり左手を失うことになった。しかしオーギアスさんは、新たな人生をポジティブに過ごしていこうとしている。

オーストラリア赤十字の大使を務めるオーギアスさんは19日、シドニーで献血キャンペーン開始の手伝いを行った。オーギアスさんは「僕の手術では100~150人が献血した分の血液が使われた。人生には選択肢があると思う。生きていてとてもうれしい。今はすべてが美しく感じられる。とても幸運だと思っている」と述べた。

また、オーギアスさんは義手を欲しいと思っているものの、耐水性がないため、サーフィンを再開する時には何らかの工夫が必要になるとみられている。「どうやってボード上に立ち上がれるか分からないけど、是非またサーフィンを始めたい」とオーギアスさん。

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