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NSW州南部で男性がサメに襲われる

【シドニー27日AAP】   NSW州南部沿岸で27日朝、サーフィンをしていた男性がサメに襲われて脚を負傷し、病院に緊急搬送された。

男性はNSW州キアマ南方のセブンマイル・ビーチでサーフィン中にサメの襲撃を受け、脚から出血しており、午前8時45分ごろに病院に搬送された。搬送先のショウルヘイブン病院のスポークスマンは「現在、男性の傷の状態を調べているところ。男性の容態は安定している。男性は下腿部に複数の裂傷を負っているが、致命傷ではない。外科手術が必要かどうかは不明。仲間のサーファーたちが男性を救助して岸まで運んだのかも知れない」と発表した。

NSW州ライフセービング協会のスポークスマンは「冬の間はビーチ利用者が少ないため、事故当時、ビーチのパトロールは行われていなかった。今はオフシーズンなので、あの辺りのビーチはどこも海開きしていない。警告の標識を設置するかどうかについては、何とも言えない」と述べた。男性を襲ったサメの大きさや種類は明らかになっていない。

キアマ・サーフクラブの代表者は「最近はこの地域でサメが徘徊しているとの報告はなかった」と述べている。当局では遊泳者らに対して、日の出と日没時にはサメが活発化して危険なため、海には入らないようにと警告している。

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