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豪発の核反対NGO ノーベル平和賞に

【メルボルン9日AAP】   10日にスウェーデンで開かれるノーベル賞の受賞式に、ノーベル平和賞に選ばれたメルボルンで誕生した核兵器廃絶を目指すNGO団体が、85歳の広島の原爆被爆者と共に出席することになっている。

 

ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)は、2007年にメルボルンで草の根運動として生まれ、現在スイスに本部を置き、 100カ国の468団体が加盟している。

 

受賞式に同団体と一緒に出席するサーロー・節子さんは、広島に原爆が落とされた当時13歳だった。爆心地からおよそ1.8キロのところで建物の瓦礫から救出されたが、 一緒にいたクラスメイトの多くが生き埋めになったという。

 

オーストラリアでもノーベル平和賞の受賞を歓迎しており、メルボルンのタウンホールでは、授賞式の様子が生中継で放送される予定だという。

 

 

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