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シドニーの病院で遺体放置4日間

【シドニー29日AAP】   シドニー郊外のロイヤル・ノース・ショー病院で、男性の遺体が4日間放置されるという出来事があった。

報道によると、男性の遺体は同病院の霊安室内にある対面室に移動させられた後、そのまま放置された。4日後、悪臭に気がついたスタッフにより遺体は発見されたが既に腐乱が始まっている状態だった。病院側はすぐ、男性の遺族に連絡をした。

この件について病院側は指導内容に問題があったのではなく、スタッフの個人的なミスだとしたが、NSW州野党の保健スポークスマンは「遺体管理のシステムが正常に機能しているというのならば、どうして遺体が4日も放置されるようなことになるのか」と述べ、同病院における手続きに落ち度があることを指摘した。

ロイヤル・ノース・ショー病院は、遺体安置室のセキュリティに問題があることが先週、報道されたばかり。同病院は、遺体保管に関する手続きなどを行い、管理業務を強化すると述べている。

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