生活

認知症の老人、牛乳を買いに700キロ

【メルボルン18日AAP】   16日朝、牛乳を買いに行くと妻に言い残した男性が道を間違え、そのまま9時間、700キロのドライブをするという出来事があった。男性はアルツハイマー病による記憶障害があるという。

NSW州南部沿岸部パムブラに住むエリック・スチュワートさん(80)は、キャンベラの近くの村、ヤスに住む友人宅に宿泊していた。スチュワートさんは牛乳を買いに行く道を間違え、そのまま運転を続け、VIC州に入りメルボルンを通過し、ジーロング方面へと走行を続けた。しかしガソリンが無くなってきたことに気がつき、立ち寄った給油所で妻に連絡するよう警察に要請した。

18日、スチュワートさんはレポーターに対して、「恥ずかしい限りですよ。ガソリンが無くなったことに気がついた時、ずいぶん遠くまで来たなと思いました。不安はなかったですよ。人間、80歳ともなれば多少のことでは動じなくなります。ただ、妻に再会できればいいなとは思いました。その願いはかないましたよ」と冗談まじりに話した。また、スチュワートさんを救助した警官は、「24年の勤務経験の中で1番おかしな事件だったが、良い結末を迎えたので満足だ」と述べた。

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