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豪首相 北朝鮮への経済制裁を評価

【キャンベラ17日AAP】  連邦政府のターンブル首相は、安倍首相との首脳会談を18日控え、核ミサイル計画などが懸念される北朝鮮情勢について言及し、同国に対する経済制裁が、徐々に効果を表し始めていると評価した。首脳会談で両首相は、北朝鮮を含む地域的安全保証問題についても話し合うとみられる。

 

ターンブル首相はVIC州ジーロングで報道陣に対し、「東アジア地域でわれわれは、安全保証に関わる問題を数多く抱えているが、なかでも深刻さを増しているのは北朝鮮だ」と述べた。さらに「日本とオーストラリアは、北朝鮮に脅しや挑発を止めさせるため、最大級の経済制裁を加えることについて考えが一致している」と話した。

 

ターンブル首相はさらに、朝鮮半島問題の平和的解決には、経済制裁が最も効果があるとの見解を示している。一方、日本との自由貿易協定の締結から3年が経過したことについて、輸出で大きな成長が見られると評価し、18日の首脳会談では両国の貿易協定のほか、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定についても協議するとしている。

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