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滑走路の運用再開へ 騒音拡大

【シドニー29日AAP】   シドニー空港にある東西方向の滑走路の運用が4月1日より完全再開する予定で、より多くのシドニー市民が飛行機の騒音に悩まされることになる。

飛行機のオーバーランや短距離着陸に対応できるよう、今回1億ドルをかけて滑走路に90メートルのセーフティー・エリアが建設された。1年半の工事の間、滑走路の運用時間は通常の1日17時間から5時間に短縮された。また、シドニー空港では南北方向の2つの滑走路だけが使用されたことで、マリックビル、シデナム、ライカート、アッシュフィールド、カナダ・ベイ、カーネルでは飛行機による騒音が通常よりも増した。

アルバニーゼ連邦運輸相は、東西方向の滑走路の運用が完全再開することで、これまで騒音が集中していた地域の一部では騒音が軽減されるだろうとした。また、9月1日より豪国内の主要空港でB727-200機やAN124機などの旧型で騒音が著しい機体の運行が禁止されるという。

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