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選挙投票日の前日、最後の呼びかけ

【シドニー20日AAP】   総選挙の投票日が目前に迫り、各政党が有権者に最後の呼びかけを行っている。

ギラード首相は20日午前中だけで、16以上のラジオ局のインタビューに答え、接戦の予想されるNSW州のロバートソンとベネロングの2選挙区を訪れた。最新の世論調査によれば、労働党の支持率が下がっているとされており、応援演説先ではギラード首相に罵声があびせられる場面もあった。労働党からは、ベネロング選挙区でマキュー候補が、ロバートソン選挙区ではオニール候補が出馬し、いずれも僅差でリードを保っている状況。

ギラード首相は応援演説の中で「総選挙の結果次第では、自由党のアボット党首がオーストラリアの首相になることもあり得る。ワーク・チョイス(ハワード政権下で制定された労使関係法)が復活される可能性があり、オーストラリア人家庭の未来にとって非常に危険なことだ」と有権者に呼びかけた。

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