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国内最年長のアフリカゾウ、安楽死

【シドニー4日AAP】   タロンガ・ウェスタン・プレインズ動物園のアフリカゾウ、ヤムヤム(推定41)が4日、消化器官の病気を患い、安楽死した。ヤムヤムは国内最年長のアフリカゾウで、動物園で最も長く生活していた。

動物園のゼネラル・マネージャー、フラー氏は声明文で「動物園の職員はヤムヤムの死をとても悲しんでいる。ヤムヤムの性格はユニークだった。気が強く、とてものんびり屋。頭が良く、新しい動きを楽しんで学んでいた」と述べた。

ヤムヤムは動物園がオープンした1977年に英国からオーストラリアへ移された。そのとき、メスのアフリカゾウのシェリとカドルズも一緒だった。カドルズはヤムヤムの死を悲しんでおり、カドルズと職員は今後数日間、ヤムヤムと共に過ごす予定。ヤムヤムは高齢だったため、健康状態は常に監視されていたが、病状が3日に突然悪化したため、職員は安楽死という難しい決断を下した。

世界野生生物基金によると、アフリカゾウは70歳まで生きることがあるが、高齢にともなう病気にかかりやすいという。

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